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夢女日記

今日も元気に夢見てる

夢女。

伸ばすけれど、届かない

それからずっと金田さんから連絡もなくて、私はといえば勉強ばかりしていて、一瞬昼夜逆転生活になった。 そうなってしまうとメンタル面があまりよくない。ああしていれば、こうしていれば。 たとえば、タラれば、たられば。そんなことばかり浮かんで消えて…

ケーキをひとくち。

今週のお題「おやつ」 昨日はあんなに勉強したのだから、ちょっとしたご褒美があってもいいよね と言っている自分はすこぶる自分に甘い。とても甘い。 目の前のケーキみたいに甘い。 奮発して3つも買った。もう今日の昼ご飯と晩御飯とおやつだ、と思ったけ…

途切れた糸

結局連絡を一度入れてみたけれど、連絡がないどころか、既読にすらならない。 もうこれで関係もおわりか、と思うと自然と涙も出てくるものでして ちょっとすすり泣くけれど、これこそ本当のただしい関係なのかもしれない。 ぼんやりとした気持ちで資格勉強を…

ひかりのほうへ、こんにちは

一体どうなっているんだ、とききたくなるほどイライラしている。 金田さんの件もそうだし、なんだか風邪を引いたみたいで、鼻がかゆい。おまけに集中力がないせいで勉強が進まない。 イライラする。 書いた文字を採点する。 おしい、こちら側の解答はあって…

くらやみからぽこぱんぽこぱん

まってくれ。とにかく待ってくれ。おちついてくれ。 と本人に言いたいのだが、生憎様私は先ほど起きたばかりであり、そもそも昨日は携帯の充電を忘れてしまった。 パソコンの方はつけっぱなしで寝た。 ライン通知はご丁寧に、メッセージが来るとアプリが起動…

彼ぴとデートなう笑

SNSで最近はやりのあれだ。 デート風のピン写真を撮ってツイート。彼氏と○○なう ってつかっていいよ! これ。まさにこれ。金田さんは絶対にやらないタイプだと思うけど、というかやられたら私が死ぬ。 いろんな意味で死ぬ。とりあえず、待ち受けにして別…

今でもきっと愛は与えられている

みくすぃーを見ている。 随分昔にやっていたけれど、今ではパスワードもIDも忘れてしまった。 どういう日記を書いていたか、どんな人と付き合っていたのか、忘れてしまった。 まあ、思い出なんかそんなものだろう。 もっとも、もう今付き合いたいとか全く…

鳥かごの中にいるのかもしれない。

昨日は結局、日付がかわるまで勉強して、そこからちょっとだけインターネットサーフィンして遊んだ。 寝たのはそこから1時間後で、起きたのはいつもと同じ7時。 けど、そこから二度寝しようとして失敗して結局活動を開始したのは8時。 さっさと行動すれば…

○と×と洗脳

帰ってからやっぱり勉強する気になれなくて、押入れに入れたままだったパソコンの準備をした。 職務経歴書も作らなきゃいけないことはわかっているけれど、卒業までまだ一か月もあるから大丈夫。 きっと大丈夫。そう、私にはたぶん、おそらく、めいびー未来…

バナナジュース

そして夜になった。 家に帰ってもよかったのだけれどもなんとなく帰りたくなくて自宅近くの洋食屋に立ち寄ることに決めた。 幸いにもまだ混む時間帯ではなかったらしく、すぐに入ることができた。 京都で、ちょっとした有名店のお店。 私のお気に入りのお店…

基本料金2000円+

今週のお題「髪型」 どうせ家に帰っても集中力がないのは同じことなのでこのまま美容院に行くことに決めた。 長い髪の毛を一層のこと、ショートぐらいまで切ってしまえばいいと、思ったからだ。 髪を切って人生が開けるわけではないとは思うけれど、それでも…

監視している神様。

ちょうど三時になったので、気分転換がてらに外に出て近所の喫茶店に入り込んだ。 幸いにも、ジャズなんか流れず、日曜日だということもあってバラエティの再放送が流れていた。 見慣れたメニューから、いつも通りパフェを頼んで、ぼんやりと画面を見ていた…

貴方が私に遺すもの

ふと気になって部屋にどれだけ自分の物じゃないものがあるのかを調べてみようと思った。 金田さんはしばらくここには来ないのだから、ちょっとぐらい場所が一時的に変わっていても大丈夫なはずだ。 手始めに玄関。靴はない。そして洗面所。歯ブラシは、いつ…

侵食されていた日常

金田さんがここを出てから二日以上が過ぎた。 半年以上前は私はここに一人で住んでいたというのになんだか随分と広く感じられた。 それほど、金田さんは頻繁にここに来ていたのだ。 今日は休日で、幸いなことに資格勉強を除いてはやることがなかった。 目覚…

春の葬式

名前を与えられなかった星は燃えて消え尽きるのだという。それにロマンを無理やり結びつけたのが流れ星という存在だろう。死んでいくそれに自分の思いを結びつけるなんて、なんで自殺行為なんだろう、と思いにふけたのはいつの日のことだろう。 声を失ったコ…

流星の流れ屑

「あれ、ハイエースだ」「ちょっと山に行くからね」「は?山?」 夜23時。もう少しすれば日付が変わって今日は昨日に変換されて、同時に明日が今日になる。そんな時間に金田さんはバンド用のハイエースを私の家まで乗り付けて、今だ。場所は知らなかったし、…

新しい朝が始まる

カタカタとパソコンのキーボードを打ち出してはデリートボタンを長押しするような、例えるならそのような精神状態のまま連休を終えてしまった。 いつもだった、その日常と同じように学校へ行く準備をして金田さんを起こす。ずいぶん寝起きがいい彼は私の呼び…

リン酸カルシウム

祖父が亡くなって、それからの葬儀や通夜で私は一切の涙をこぼすことはなかった。 それはただ単純に、嫌いだった、とか思い出がないといったそんな簡単な言葉で言い表せることではなかった。 思い出ならたくさんある、特別いじわるをされたわけでも、厳しか…

電話

金田さんは今日ミーティングだから、と言って晩御飯の後すぐに家を出て行った。その後に私が一通りの片付けをしていると電話が鳴って、祖父が亡くなったことを知った。 別に家族と犬猿の仲だとか、勘当されたとか何か特別な事情があるわけではないけれど、家…

チーズケーキ

外に遊びに行くことをデートだと言って、金田さんを連れ出すことに関しては金田さんは特別何かを言うわけじゃない。けれども私のことは彼女でも恋人で無いと、馬鹿にした口調で言うが、私という存在に別の固有名詞をつけられているわけで無い。異性であるけ…

卵を焼く

世間ではGWだとか言って浮かれているけれど、もとからエヴリディ休日のような私や金田さんにとっては何も変わらない日でしかない。私は社会復帰に向けて資格の勉強話をするだけで、金田さんはふらりと私の元に訪れる。今日は朝方に訪れて、私は今、私と金田…

日曜日の昼下がり

金田さんは私の憧れで私の夢そのもので、私が心から愛する人だ。柔和な顔つきで、物腰が低く、言葉遣いも丁寧だけど、彼が時折見せる闇は言葉でいい表せられないほど深く、決して誰にも触れさせはしない。 金田さんは私の部屋でよく眠る。時間なんか御構い無…

春。はる。

春は自分を変えるのに一番いい季節だと心底から思う。箪笥の中身をひっくり返して、いるもの、いらないもの、を分別していく。シーズン中に着古したお気に入りだったTシャツ。ふんわりとして、柔らかな肌触りのカーディガン。どこに行くにも着て行っていた…

特急電車

人生をやり直すのならいつが良いだろうかと考える。それぞれの場所へ導く駅のホームからは小学校が見えて、大きく開かれたその窓から小さな頭があった。こちらに手を振っているけれど、振り返せば急に恥ずかしくなったのか窓辺からその姿を消した。 戻るのな…

鴨川の河川敷

京都の定番のデートスポットといえば、どこだろうか。手にした観光ブックには寺や神社や、ちょっとしたカフェなんかが載っているし、それに景色を彩る草木や伝統的な催しがどこかしらであるのが京都だ。そのなかでも、デートスポットといえば、どこだろうか…